春日市で整骨院をお探しなら【はなだ整骨院】

　仙腸関節は脊柱と骨盤をつなぐ関節で、仙腸関節の可動域は３～５mmくらいしかありません。

　わずかに開いたり閉じたりするだけです。

　しかしこのわずかな動きが、脊柱のバランスをとったり、衝撃を吸収したりするのに非常に重要になります。

　いわば高層ビルの免責装置のようなものです。

　ですからここにズレなどの不具合が生じてしまいますと、ビル本体である脊柱にも様々な影響が生じるおそれがでてきます。

３　仙腸関節の機能障害の原因と症状について

　大きな原因の一つが妊娠出産による仙腸関節のゆるみです。

　妊娠によってオキシトシンなどの女性ホルモンが増え、関節にあるじん帯が緩みやすくなります。

　すると骨盤が開き出産しやすくなりますが、出産前後の横座りなどの非対称的な姿勢で仙腸関節がズレやすくなります。

　その他にも、足を組む癖がある、横座りをよくするなど日常生活で非対称的な癖がある人は、男女問わず機能障害の原因となってきます。

　次に症状ですが、仙腸関節部に痛みがある、おしりが痛い、鼠径部が痛い、下肢に痛みやしびれがある、ずっと椅子に座っていると痛みが強まる、仰向けに寝ると痛いなどがあげられます。

　ただし坐骨神経痛など他の疾患と共通する症状を有していますので、鑑別診断が必要になります。

　当院では、手技療法や物理療法などを組み合わせ、効果的な仙腸関節施術を行っています。

　腰痛でお悩みの方は春日市にあるはなだ整骨院へいつでもご相談ください。

　筋肉は筋実質と筋膜によって構成されていて、神経や血管が走行するのは、筋膜のほうになります。

　よって筋膜のコンディションが重要になりますが、ケガやオーバーユースなどの理由で、癒着してしまうことがあります。

　すると隣接する筋肉との間で滑走性が悪化し、循環不良によってトリガーポイントができてしまいます。

　トリガーは他の部位に関連痛を生じさせるので、他の部位にも痛みなどの症状を発生させる要因となります。

　そこである箇所の筋膜をほぐすと、その部位だけでなく関連痛が生じていた他の箇所も楽になったりします。

２　筋膜施術の方法

　施術者が筋膜をほぐす時に用いる部位は、「指」「手」「肘」のどれかになります。

　ほぐされる方の体格・症状・年齢・性別・ほぐす箇所・好みなどを考慮して選びます。

　例えば指といってもいろんな場所を使い分けますが、大事なのは筋膜を傷つけないように、広い面を使ってリズミカルにほぐします。

　　上手くやれたら癒着した筋膜の滑走性が改善します。

　滑走性が戻ると身体を動かしやすくなるので、血流がさらに良くなることによって、ほぐした直後よりも段々と楽になっていきます。

３　当院の筋膜施術が効果的な理由

　①筋膜を丁寧に施術するので、傷つけにくい。

　②筋膜に密着しながら動かすので、イタ気持ちいい。

　③圧覚や触覚を刺激するので、「ゲートセオリー」による痛みの抑制が起きる。

　④リズミカルに動かすので、幸せホルモンである「セロトニン」が出て、「下行抑制系」によって痛みが抑制される。

　⑤イタ気持ちいい刺激でほぐすので、「エンドルフィン」が出て、「内因性オピオイド」によって痛みが抑制される。

　当院では、お身体の痛みや不調の施術を行う際に、患部に対する部分施術はもちろんのこと、全身の調整も必要に応じて行うことがあります。

　患者様の中には、「なぜ痛い箇所以外もやるのだろう」と疑問に持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

　確かに病院などでは、例えば足を捻挫したら足の治療しかしないことが多いので、そのように思ってしまうのも当然だと思います。

２　なぜ全身調整を行うか

　全身的な歪みが各部位に負担をかけるからです。

　例えばＣ字湾曲が背骨にあるとすると、重心が片側に移動するので、そちらの方向に倒れないように逆側の腰回りの筋肉が引っ張ります。

　引っ張った方の腰部の筋肉は、徐々に疲労し血流が悪くなり痛みを出してきます。

　このようなときに痛い方の腰をほぐしたらどうなるでしょうか？

　血流が良くなり発痛物質も流れるので、一時的には楽になるかもしれません。

　しかし、背骨の湾曲によってバランスが悪いままだと、また再発してしまいます。

３　当院で行う施術について　

　そこで根本治療のためには、各部位の施術だけでなく、全身調整を加えることが必要になってきます。

　当院の全身調整では、手技などによってバランスの改善をはかり、各部位への負担を軽減することによって痛みを緩和することをめざします。

　具体的には、筋膜グリップという筋膜リリース法で全身的な浅筋膜の癒着をはがし、カイロプラクティックやIDストレッチ等で全身的な骨格調整を効果的に行います。

　また物理療法機器としては、ローラー治療器や高電位治療器なども用意しておりますので、頑固な痛みに悩まされている方はぜひご相談ください。

　医療用ローラーベッド・頚椎腰椎牽引機器・干渉型低周波治療器・超音波治療器・ドクターメドマー・プロテクノPNFプライム・マイクロ波治療器・総合電流装置ES－５２０・ヘルストロンなどを患者様の症状に合わせて使用しております。

　マッサージによってもみほぐし血流改善をはかるもの、ストレッチによって筋肉を伸ばし神経圧迫を解放するもの、電気刺激によって筋肉を動かしたり痛みをブロックして除痛をはかるもの、温熱によって浅部から深層まで血流改善をはかるもの、絶縁下で高電位を与えて自律神経の調整をはかるものなどに分類されます。

２　物理療法とは

　物理療法とは、痛みを和らげたり、循環を改善させたり、むくみを軽減させたり、身体を動かしやすくする目的で、温熱、光線、電気、マッサージなどの物理的手段を用いて治療を行う方法です。

　当院では、院長による手技療法が施術の中心になりますが、物理療法を補完として施すことによって治療効果も患者様の満足度もアップすることが多いので、ぜひ色んな治療法をお試しになって下さい。

３　物理療法をどのように使用しているか

　物理療法は様々な物理的刺激を用いる治療法なので、患者様の好き嫌いが出てくる場合があります。

　例えば電流刺激が苦手だったり、背骨の変形によってローラーベッドに寝られないなどです。

　よって当院では、問診や施術中の会話などでお聞きしたことや、視診や触診その他の徒手検査によって得た情報などから、患者様に効果的な物理療法を選択し提案させていただきます。

　もちろん患者様の方から、「これを追加したい」「やめたい」「強さを変えてほしい」「あてる場所をもっとずらして欲しい」など、要望を言っていただくのは大歓迎です。