腱鞘炎で整骨院をお探しの方へ

文責:院長 柔道整復師 花田 能文

最終更新日:2023年10月08日

腱鞘炎の症状はどのようなものですか

●指や手首が動かしにくい

●指や手首を動かすと痛い

●痛いところが腫れる

●指や手首を動かすとこわばるような感じがある

●ばね指やド・ケルバンでは指や親指の付け根が硬くなる

●ばね指では指を動かそうとすると引っ掛かりがある

●手根管症候群では指先にしびれが出る場合がある

腱鞘炎とはどのような疾患ですか

 手指を動かす腱は、腱鞘(けんしょう)という鞘(さや)のようなものに包まれています。

 指の使い過ぎなどで、腱と腱鞘がこすれ合い、腱鞘に炎症が起こるのが、腱鞘炎です。

腱鞘炎にはどのような種類がありますか

 手指の腱鞘炎で代表的なものは、「ばね指」「ド・ケルバン」「手根管症候群」です。

 「ばね指」は、第1指~第5指のつけね(手掌側)にあります。

 指を軽く曲げると、手のひらにしわができますが、そのちょっと末梢にしこりがあったり、圧痛があったりします。

 「ド・ケルバン」は、親指の爪が上を向くような状態で手首のところを押すと痛みや腫れがあります。

 「手根管症候群」は、手のひらを上にした状態で手首の真ん中を押すと痛みがあったり、軽くトントンと叩くと、しびれが出たりします。

なぜ腱鞘炎が発症するのですか

 手や指には、手指を曲げ伸ばしする腱が何本も通っていますが、腱の周りは「滑膜性腱鞘」に包まれ、さらにその周りは「靱帯性腱鞘」に包まれています。

 このうち「靱帯性腱鞘」は、指を動かしたときに、腱が浮き上がらないように押さえつける働きをしています。

 腱鞘炎とは、二つの腱鞘のうち、「滑膜性腱鞘」に炎症が起こる病気です。

 なぜなら、硬い腱と「靱帯性腱鞘」の間にあって、軟らかい組織である「滑膜性腱鞘」は、こすれ合う刺激を受けることになるからです。

 その結果、「滑膜性腱鞘」に炎症が起き、腱鞘炎が発症します。

腱鞘炎の原因は何ですか

●手指の使い過ぎ

●スポーツのし過ぎ

●加齢

●女性ホルモンのバランスの乱れなど

腱鞘炎の検査について教えてください

●画像診断よりも問診・視診・触診・打診などの診察が重要です

●触ったり動かしたり力比べをしたりといったことが判断材料になります

●画像ではエコーが有効かもしれません

腱鞘炎の治療にはどのようなものがありますか

難治性のものは手術もありますが、ほとんどは保存療法で治ります。

●包帯やサポーターなどを巻いて安静にする

●非ステロイドの消炎鎮痛剤を塗る

●病院でステロイドの注射をしてもらう

●超音波治療で血行を良くする

●アイシングで炎症を和らげる

●微弱電流治療で治癒を促進させる

●手技療法で筋膜の滑走性を改善させる

●腱鞘ストレッチを行う

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